お酒のかすてら

昔それを喜んで食べていたら、「こどもなのに…」とか「この子は酒飲みになるに違いない」と言われたものでした。
でも残念。
酒飲みになるという周りの予想は違っていました。
お酒は相変わらず飲めないですが、大人になった今もそれは大好きです♪

こどもが喜んで食べていると意外に思われ、酒飲みになると将来を予想までされてしまうもの。
それは北海道旭川市の名物『大雪乃蔵特製かすてら』です。

卵白だけで焼き上げられた真っ白な生地は、北海道の冬のイメージ。
とってもキメが細かくて、とってもなめらかな口当たり♪口に含むとシュワ~ッと溶け、カステラというよりスフレみたいな優しさです(^^)

それでいて手で持つとしっとり、そしてどっしりとした重みあり。
その重みは、日本酒がよく浸み込んでいる証拠。
食べれば言われなくても、どんなに日本酒がしっかり浸み込んでいるのかがわかります。

ふわふわな生地から、たっぷり溢れ出すお酒。
こんなにジューシーに感じるカステラなんて、他にはないのでは?それもそのはず。
直接お酒を浸して仕上げられているのだから、お酒が浸み出さないわけがありません。

お酒に弱い方なら、このカステラを食べると酔ってしまうかもしれませんね(^^; お酒をひと口も飲めない私は、お酒の豊かな香りを嗅いだ時点でちょっといい気分になってしまったり(笑)でもこのカステラは大好き♪

結構お酒は効いていて苦味さえ感じるのに、大雪乃蔵特製かすてらは食べれてしまいます。
私がお酒を飲めないのは、苦味が苦手だというのも理由の一つ。
それなのに、不思議と大雪乃蔵特製かすてらの苦味は平気なんですよね。

ちなみに、車を運転するときは飲まないようにとの注意書きがありますm(_ _)m

雪の宿

空から白いものが落ち始め、あたり一面を埋め尽くす頃。
思い出すのは雪の宿。

屋根も壁も真っ白にお化粧し、立ち並ぶ家々はまさに雪の宿。
家もキレイに雪化粧したなんて悠長に言っていられる頃は、ずっといい。
絵になりそうな風景を、目で見て楽しむ余裕もあるでしょう。

屋根の雪がハラリと落ちる頃は、まだいい。
ずっしりと重みを増せば、人々を黙ってはいさせない。
屋根にかけたはしごを、おもむろに上る姿があちらこちらに見え始める。
その手にはスコップ。
家をきしませる雪を一刻も早く落とさなければ、ともすれば大切な住まいが潰れかねない。

そんな光景を思い浮かべながら、開けた袋から取り出すのは雪の宿。
白い蜜がかけられた、昔から愛されているお煎餅。
これ、おいしいんですよね(^^ゞ 雪がチラチラ舞い始め、家も町も白く染まり始めると、このお煎餅を必ず思い出します。

噛めばさっくりとしたソフトさは、歯が弱い方やお年寄りの強い味方。
小さなこどもが食べるにも苦労しない。
お煎餅は堅ければ堅いほど好きな私でも、なぜかこのお煎餅は軽い食感に関わらず、たまぁに無性に食べたくなります。

空にはギンギンと太陽が照り、辺りを焼き尽くすとき。
恋しくなるのは雪の宿。
家が真っ白にお化粧していたのは、はるか遠く昔のことに思えてしまう。

今では頭も尻もどこも一切隠そうとせず、その全てをあらわにしてる。
太陽の光をダイレクトに浴びた屋根に触れると、ヤケドすること間違いなし。

そんな夏のワンシーンの中、手を伸ばす先にあるのは雪の宿。
容赦ない暑さは、たっぷりとかけられた白い蜜まで溶かしてしまいそう。
これ、名前は「雪」だけど夏に食べてもおいしいんですよね(^^ゞ

ちなみに本物の雪と違って、どんなに暑い日にも白い蜜が溶けたことはありません。